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日々の考察記録です

2015年を振り返る


池上彰先生の本に、年始に一年のおおまかな予定を立てようと書いてあったので、そのためにまずは2015年を振り返ってみたいと思う。


今年はやっぱり何と言っても就職活動だ。2014年の10月からなんだかんだ始めて、結局内定をいただいたのが2015年の10月だったのでまるまる一年間、就活生だったことになる。


最初は、自分自身でどこまで結果を出せるかという点で、就職活動が楽しみだった。これまで経験したことのない何かがわたしを待っているかもしれないとワクワクしていたくらいだ。


だけど、その期待はいつのまにか打ち砕かれて想像以上にわたしに重く降りかかった。2月くらいから東京にも足を運ぶようになり、完全に「関西の学生」である私は今までの世間知らずさにショックを受けた。わたしが思う常識や当たり前はなんの根拠もないただの自意識だったことを知った。


早くから業界を広告関係一本に絞っていたのは、わたしにとってはすごく良かった。もともとの性格的に可能性を均等に分散させてどんなリスクにも対応することはできないとわかっていたし、100パーセントの想いを捧げてもどこかに余力は残っていて、その余力さえも無駄にしたくないと思う性分なので、保険で金融業界などに手を出せば結局どっちつかずになっていただろうと思う。(と言っても、面接に落ちまくって手持ちがどんどん減っていたときは、なんでもっと違う業界にも手を伸ばしてなかったんやろう…と、かなり悔やんだけれど。)


就職活動をしていちばん感じたことは、新卒という状況において、自分は自分が思ってるほどどこにも必要とされていないということだった。自信過剰で頭でっかちになっていたというわけではなく(多分)、そもそもの前提が間違っていたという意味だ。だからこそ社会人になってから、どれだけ自分を進化させられるかが大事だし、勝負はむしろこれからだと思う。


進化という点で言えば、この約一年間の就職活動を経て、自分自身すごく成長したように思う。人生で初めてと思える挫折を経験したのが大きい。一寸先は闇で、未来に光を感じられない時期があったし、何度も壁にぶつかった。安定の未来へと続くレールから放り出されて、これからは自分の足でしか前に進めないんだと覚悟せざるをえなかった。そしてその覚悟が自分を救ってくれたように思う。


会社や組織や過去や肩書きに頼らずに、一人の人間として生きていく覚悟が絶対的に足りていなかったのだ。そして精神的などん底から這い上がってからは何もかも前向きに考えられるようになった。改めて、わたしは自由で、これから起こり得るどんなことにもまっすぐ向き合える気がした。社会の常識やルールをそっくりそのまま自分の価値観にしていたわたしからやっと解放されたのだ!


就職活動でいろんな大人に出会えたのも、自分が成長できた要因だ。たくさんの人の、仕事に取り組む姿勢を間近で見て、わたしなりの「働く」という概念ができあがった。幸運にも春から働く会社は、そういう意味で刺激的な環境で、面白い人がたくさんいるのでこれからもずっとワクワクしていたいなと思う。




2015年は就職活動もがんばったけれど、遊びももちろん全力だった。周りの友達にはむしろ「就活してる?遊んでばっかじゃない?」と言われていたくらいだ。よくお酒も飲んだし、喫茶店にはまって週5で通っていときもあったし、とにかく車でいろんなところに行った。就職活動を終えてからは怒涛の海外旅行。平凡な日常のなかに、いかに非日常を取り込んでいくか、いかにリフレッシュできるかがずーっと頭の中にあって、思いついたことは貪欲に実行した。そのおかげで遊びのなかからも学ぶことは多い一年だったと思う。


自分と向き合う時間が多かったのでその分今まで見えなかった自分に気づいた。何事も捉えようによって良くも悪くもなるので、これ!と決めつけるのは難しいけれど、自分で考えて自分が正しいと思うことを信じて進んでいきたい。


2016年の目標てきなものはまた別の記事にしよう。


兎にも角にも、2015年関わってくれたみなさんありがとうございました、そして2016年もよろしくお願いします♡