デヴィッドボウイが死んだ
2016年1月10日にデヴィッドボウイが死んだ 最初そのニュースを見たときはとてもびっくりした
あれだけの音楽を生み出して、たくさんの人に影響を与えて、みんなに天才と呼ばれた人でも癌で死んでしまうということが、当たり前ではあるのだけれど、すごくすごくショッキングだった
死は生の一部という言葉もあるけれど、やっぱり死んだらそこで全部終わりだし、それ以上も以下でもないんだなぁ…と思い知った
わたしが好きな多くのバンドは図らずもデヴィッドボウイの音楽をたくさん吸収しているので、そういう意味でも、彼の死はわたしにとってすごく大きな出来事だった
そんなタイミングで、学校の友達に夜のドライブに誘われた 深夜に京都を出発して明け方に伊勢神宮で初詣をし、そのまま大学の2限の授業にみんなで出席するというすごく楽しいプランだった
そして何より感動したのは、その行きの道中で、このシーンを再現できたこと
The Perks of Being a Wallflower という映画で、主人公と友達たちが、ドライブ中にたまたまかかった曲(デヴィッドボウイのHeroes)を聞いて、「なにこの曲!めっちゃ最高!!!」って高揚しているシーンなのだけど、この映画自体もともとすごく好きで、夜のドライブって聞いて絶対これしたいなって思ってたらデヴィッドボウイが死んで、タイミングが良いのか悪いのか…
車窓を全開にして、音量も最大にして、誰もいないトンネルを駆け抜けたときの感覚は今まで味わったことがなかった 良い体験をした
誰でもどんな人でも、人が死ぬというのはやっぱり悲しいな